季節の変わり目になると、季節物は洗ってしまうことが多くなりますが、合わせて忘れずにしておきたいのが湯船の追い炊き口(一つ穴タイプ)の掃除。
冬から春夏に変わり、冬に比べて湯船に浸かる回数が減るという方も多いのではないでしょうか。
次使うまでに放っておくと菌がますます繁殖し、気がつけば菌だらけの湯船に…なんて事になりかねないので、今のうちに湯船や垢の取れないお風呂の椅子等もピカピカにしちゃいましょう。
オキシクリーンなんて家にないよって方、過炭酸ナトリウムがあればお風呂だけでなく、洗濯機までピカピカになるので、ホームセンターやネットでお買い求めください。(オキシクリーンと過炭酸ナトリウムの違いは後ほど)
追い炊き口の掃除方法
各メーカーの過炭酸ナトリウムの説明にもよるのですが、湯船の追い炊き口の上5~10cmくらいまでのお湯を溜め(残り湯でも可)、250gくらいの過炭酸ナトリウムを入れて3分追い炊きします。※この時だいたい40℃くらいないと過炭酸ナトリウムの効果が薄れますのでご注意ください。
あとはお風呂の椅子等も一緒に漬けてお風呂の蓋をしたらそのまま3時間ほど放置。その後蓋を開けてまた3分追い炊きすればあとは洗い流すだけで追い炊き口の掃除は完了。
問題はお風呂の椅子ですが、漬けただけでは垢や汚れは簡単に落ちてくれない材質もあるので、百均で売っているお風呂の床を洗うブラシ等ででシャカシャカしてください。(傷つきやすい材質の場合はおすすめ出来ません。)
垢や汚れは重曹でも落ちますが、溶けにくいのが難点でシャカシャカ擦ると服や周りにかなり飛び散ってしまいますし、しっかり流したと思っても残ってしまいがち。あと汚れの落ちやすさからも過炭酸ナトリウムをおすすめします。
オキシクリーンと過炭酸ナトリウム
まずアメリカ産オキシクリーンと日本で売られている中国産のオキシクリーンの2タイプあります。
アメリカ産オキシクリーンは、
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 界面活性剤(エトキシレートアルコール)
- 水軟化剤(炭酸ナトリウム)
- 洗浄補助剤
日本で売られている中国産のオキシクリーン
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 炭酸ナトリウム(洗浄補助剤)
2つの違いはおおまかに言うと違いは界面活性剤が入ってるか入っていないかという点で、界面活性剤は汚れを落ちやすくする効能があると言われていますが、安全性を心配する声もあるので、肌が敏感な方や小さい子供さんやペットへの心配が拭えない場合は使わない方がいいかもしれません。
成分を見てもらうと一目瞭然ですが、オキシクリーンに過炭酸ナトリウムが入っているので、高値のオキシクリーンをわざわざ買わなくても充分過炭酸ナトリウムで代用が効くと思います。(オキシクリーンを試したことは無いです。)
また、オキシクリーンはコスパを考えると大量に必要な洗濯機の掃除等には向いていないと思うので、大量に必要な掃除の時は是非過炭酸ナトリウムをおすすめします。(追い炊き口や洗濯機の掃除に使う際はメーカーの取扱説明書をご覧の上お試しください。)