普段料理ってどうやって作ってますか?
だいたいがレシピ本(SNSやブログ)を見るか、目分量で作るかの2択だと思います。
料理にある程度慣れてしまえば、王道や定番料理を少しずつ見ずに作れるようになってきて、新しいレパートリーを増やしたいなぁと少なくとも思うはず。
SNSや本等を見ても無理やり具沢山で組み合わされたレシピ、普段使わなさそうな調味料や食材、健康を気にすると真似出来ないレシピが載っていて、結局は王道や定番に勝てなかったり、自分の中でピンと来なかったり。
さよなら、固定観念。
ずっとその壁を越えられず悩んでいたんですが、料理に対する固定観念や先入観を極力抑えるようにしてからは、新しいレパートリーや発見が出来るようになりました。
私の場合作る時のルールは
- 一汁二菜の味付けが被らないようにする
- 葉物は2種類以上被らないようにする
- 味付けは材料の組み合わせや香りでする
以前にも書きましたが私の場合は買った食材を見ながら1週間の献立を決めています。
以前なら全て味付けや調理方法を決めていましたが今は決めずに献立を立てているものもあります。
例えば、炒めもん・煮物・スープ・和え物と言うふうにざっくりとした名称で書いておいて、材料や材料の分量だけは書いておきます。
材料もしめじ、舞茸とは書かずに数種類買ってあるなら「きのこ」とだけ書いておいて、その日の冷蔵庫にあるきのこを使って作ってみる。
あとはその日の気分や食材の香り、他の料理の味付け、目分量や気まぐれで決めます。
気分で餡掛けもよし、包んでみるのもよし。
時間は掛かっても出会えるようになる。
こう書くと結局頭に思い浮かんだ王道や定番になるんじゃないの。と思うかもしれませんが、
固定観念を外し、他の料理と味付けが似たり寄ったりにならないという風に考えると、新しい味に出会えるようになってきます。
なので顆粒タイプのにんにくや香辛料は小瓶タイプの物を買って数種類置いています。
小瓶の調味料が無くても味噌系でも唐辛子系でも、シンプルに塩胡椒でも、気まぐれの目分量で作ります。
未来の自分よ、任せた!(笑)
献立でメインから決めていくとどうしても副菜に迷ったり悩んだりしますが、残った食材からこの組み合わせいけるかな?なんて思いながら、「作る時の自分に任せた!」くらいの気持ちで材料を書いて、作る時は「なんでこの材料にしたんや!」と思いながらとりあえず固定観念を取り払って想像して作っています(笑)
我が家は週一で魚の缶詰を食べてるんですが、固定観念を取り払えるようになったおかげか、色んなレパートリーの缶詰ご飯を食べるようになりましたし、
これをし始めてから、練り物や缶詰には旨みが多く、食材やご飯との組み合わせで最高に美味しい発見が出来たり、煮物類は油揚げや厚揚げ、お肉類を入れることでいいお出汁が出るという発見が出来たので、今では楽しんでいます。
レシピは見ないで。
あとはネットやテレビでされてる料理特集をレシピは覚えないで雰囲気だけ見て美味しそうだと思ったら、自分なりの作り方でしています。
レシピを覚えるとその味が普通だと思ってしまうので、雰囲気だけ、材料だけ、方法だけ、と言うふうに緩く見て、こうでないと!という思い込みで自分の首を絞めないようにしています。