時々あっ、ストックの調味料切らしてた!
って時ありませんか?
考え事だったり、忙しかったりでいつもは覚えておくこともたまに抜けてしまうことってありますよね。
そんな時に代用がきく調味料であれば急いで買い物に行かなくても次回の買い物の時に買えば大丈夫ですよね。
今回は料理酒と醤油の違い、代用についてまとめてみました。
料理酒とお酒
主に臭みをとる時など調味料の中でもサブな役割の料理酒。レシピを見ると必ずお酒ではなく料理酒と記載されていますよね。
料理酒って普通のお酒じゃないの?と思いがちですが、お酒に塩分が含まれたものが料理酒なんです。なのでほんの少しだけ成分が違います。
この塩分が入っている理由は某メーカーさんのホームページより、
料理用のお酒として、飲めないように塩を入れることが酒税法で定められて、お酒を販売するための免許を持っていないお店でも販売することができ、酒税がかからない分値段が安くなります。
とのことですが、他に生臭さを消したり、食材を柔らかく染み込みやすくして美味しさをUPさせたり、保存に向いているという理由もあります。
なのでもし料理酒がきれてる場合はお酒にちょっと塩を足して使うと料理酒に近い味わいになります。
濃口と薄口
関東でおなじみ濃口醤油と関西でおなじみ薄口醤油。ほとんどのレシピで見かける醤油という記載はほとんどが濃口醤油を指すのですが、関西人だと薄口醤油の方がよく使われるのではないでしょうか。
見た目の色の濃さから濃口の方が濃く、薄口の方が薄いと思われるかもしれませんが、成分で言うと実は逆なんです。
薄口醤油は発酵と熟成をゆっくりとさせるために、食塩を濃口より約一割多く入れています。
なので味的には濃口よりもしょっぱいのですが、関西の場合、昔からだし文化が進んでおり、色や香り押さえて作られた薄口醤油とお出汁が合わさることで、よりお出汁の優しい味わいが楽しめるように作られています。
なので、濃口醤油しかない!という時には濃口醤油に1割程度の塩を足して使うと薄口醤油に近い味わいになります。
他の代用
こんな感じで調味料を買い忘れていてもどうにかなる代用品もあるのですが、物や比率によっては似ても似つかない物になってしまうこともあるので最初は慎重に合わせてみてください。