二人暮らしの毎日。

二人暮らしの毎日。兼業主婦、子供無し。二人暮らしでの食生活や家事について書いています。

【二人暮らし、扶養内時短で働いていた理由】後遺症との闘い10年

子供もいないのになぜフルタイムで働かないのかと疑問を持たれる方もきっといらっしゃるでしょう。

以前の記事(もう消してしまった)には軽く書いたのですが、ある方の記事を読んで少しでも励みになればと今日は詳しく書いてみます。

学生時代の事故

学生時代に頭蓋骨骨折.急性硬膜下血腫.脳挫傷.外傷性くも膜下出血という4つの怪我をしました。

順に頭蓋骨骨折.脳に血腫が出来る.頭を強く打って脳の組織が裂ける.頭の中に血が出るといった内容です。

目を開けるとICUに入院していました。

吐き気が酷く洗面器を横に置いて寝るのがやっとでした。

運が良かったのか脳内の出血がギリギリ止まってくれたので、開頭手術はせずにすみ、一般病棟に移ることが出来ました。

病院のご飯は美味しくない

一般病棟に移ってから病院のご飯を食べ始めましたが、全然美味しくない(笑)

元々柔らかめのご飯が苦手で、日頃から硬めのご飯を食べてたので余計に嫌で味付けも薄くて耐えられませんでした(笑)

担当の先生に了承を得て給食のメイン料理と親の持ってきてくれたおにぎりなどを食べるようにしていました。

何故か食欲は旺盛だったので先生が驚くほどの回復力だったらしく、今まで見てきた患者さんの誰よりもすごい回復力だったそう...(笑)

後遺症

てんかん発作が10年の間にいつ出るか分かりません。と言われました。

てんかん発作と言うのはいきなり倒れて何分かすると何事も無かったかのようにまた動き出すらしく、倒れた際に出る痙攣が右側からか左側から出るかどうかで処置の仕方が違うと説明を受けました。

この時点で車の運転をしてもいいのか確認を取ると何かあっても車が身体を守ってくれる可能性があるのでいいと言われたので、車の免許を取れる歳になってからは毎日車に乗っています。

ただ野球やスキー、原動付きバイクなど温度差の激しいところや頭を強く打つ可能性があるもの、お酒は基本的に禁止。

次、頭を強く打てば植物人間か死ぬかのどちらかですと言われました。

  • 脳の一部が死亡

頭蓋骨のヒビが入ってる写真を見ながら言われたのが、脳の白い部分が死んでいますと。

記憶力低下などの可能性はないと思いますが、もしあっても年齢が若いので脳の他の部分がフォローしてくれると思いますと。

退院後の苦しみ

入院中から真っ直ぐに歩けなくて壁つたいで歩くのがやっとでしたが、退院してもしばらくは真っ直ぐ歩けないし、事故したところは毛が無くてハゲてるし、疲れやすくてずっと寝ているような状態でした。

学校に再び通いだしてから痛感したのが記憶力低下とめまい。

いつもの感じでテストを受けると点数はガタ落ちで先生が大丈夫か?と心配してくれるほどでした。

それを親に相談すると返ってきた言葉が「後遺症を言い訳にするな」でした。

後遺症を言い訳にして現実から逃げるな。

今まで通りにいかないなら自分で努力しろ、と。

ここからかなり念入りに勉強するようになり、どうにかもとの成績に戻すことが出来ました。

記憶力低下ってどのくらいかと言うと、目の前にいる毎日会ってる友達の名前が思い出せない、物の名前が分からず話も出来ないほどでした。

社会人になってからの苦しみ

初めて働いたのが接客業でしたが忙しい店だったので休憩も充分に取れなかったのと、めまいと事故の頭痛が酷すぎてピークの体重よりも10キロ落ちてしまい、来るものも来ず、服もバカバカになってしまいました。

転職と周りの目

このままではあかんと、事務職に転職。この時隣に座っていた先輩が私の行動や仕草を見て「身体悪いところある?」と聞かれたのがきっかけで、一緒に仕事しているメンバーに後遺症のことを説明する事態になりました。

ただ待っていたのは「もっと早く言ってくれてたら...」「後遺症があるからって...」というような事ばかりで周りの理解を得られず苦しみました。

記憶力低下は事務職なので付箋やメモ、ワードやエクセルを駆使して何とかフォロー。

めまいのせいで行動がゆっくりなったりふらついたりするのを事情を知らない職場の上司から「歩き方がおかしい」「そんなゆっくりするな」とここでもバッシングを受け辛かったです。

この会社で結婚するまで働いていましたが、辞める頃には努力のおかげか記憶力は少し良くなっていました。

結婚と世間の目

結婚してもめまいや頭痛は相変わらず。
寝不足が続くと余計に悪化。

そんな理由からフルタイムで働くのを諦めざるを得なかったんです。

頭痛薬を飲んでも効かない、めまいの薬は身体に合わず。

はたから見たら見た目には分かりにくい症状なので苦労します。

ですが、家事は手を抜きたくないので日々後遺症と闘いながら必死に生きています。

ようやく10年

今年でようやく事故から10年を迎え、てんかんが出る心配も無くなりました。

今、ここ10年で1番後遺症の状態が良くたまに頭痛が出たりめまいする程度になっています。

そこでようやく重い腰を上げてフルタイムで働いてみようかと思えたのです。

これもまたやってみて身体の調子が悪くなるようであれば調整が必要になるのですが...

事故をしてから偏頭痛持ちになってしまい、痛さから勝手に涙が出るほどだったり色々苦しみはありますが、学生時代の経験から後遺症のせいにして逃げてはいけないと思っています。